でも「礼」感想なんですよ、これが

　ひぐらし祭、ではなく、ひぐらし礼感想です。


　三四さん最愛。
　圭レナ贔屓。

　羽入と魅音のファンの方にはお勧めしませんです、にぱー☆

　とかいつも言ってる梨花ちゃまが一番かわいそうな礼……！！


　えと、とりあえず見た順で～。

＞罰恋し

　ずっと見たかったです。
　三四さんのバニー！そんでもってリコーダー！反則だそれ！
　そのリコーダーを三四さんに吹かせたり、トミーが吹いたりするわけですね！いっそリコーダー以外のものをねじ込めよ！勿体無いだろ！

　うっかりエロス脳が降臨しました。ごめんなさい。

　というか、とみみよ、じゃなくていりみよに萌えてしまったですよ。
　「鷹野さんの反則級の胸で、胸で」とか言われて。そっか、メイド意外にもひっかかるところあったんだね！
　見直したよ、イリー。



＞賽殺し

　問題の「祭囃し」を越えた、昭和５８年６月を越えた未来の話。
　今現在、書きながら聴いてるのがひぐらし音楽の「you」です。
　自分の中で、いちばん「ひぐらし」を思い起こさせる曲のため。なぜだ。


　ちょっとだけ、中身知ってたので（アンソロ、先によんじゃった……）、これもまた、楽しみでした。


　のっけからめさめさ不幸です。梨花ちゃああああん！！
　あんだけ苦労したのに、今度は圭一もいない世界とか、沙都子が冷たい世界とか……！！

　カケラが人なら迷わず殺す、と言ってたあたりが大変ひぐらしらしい。

　梨花ちゃんにとって、幸せでない世界。
　でも、幸せになれる要素がある。
　元の世界と、甲乙などつけられない。

　梨花ちゃんの苦悩とか、読みながらだばだば涙を流さずにはいられません……。
　自業自得だとか、そうなのかもしれなくても、やっぱり苦労するし、辛いんですよお！

　羽入は相変わらずムダにえらそ（はいはい、黙っておこうねー）


　正直、最後までどちらを選ぶのかわからなかったです。
　だから、フレデリカの詩が現れて、その後が出てきたときはぞっとしました。

　部活メンバーと、にぎやかにしてる梨花ちゃんは見れない、とても寂しいと思うけれど、それを選んでもいいとおもってたし、「その後」が出るまではそう終わると信じてた。


　羽入うううう……！！

　いや、羽入が悪いんじゃないですが、なんてか、立派に怖いキャラに成長したなと思いました。正直。


　「夢ですよ」


　って言った瞬間、本気でぞくっとしたよ！怖いよ！

　部活メンバーを見れた、いつもの「ひぐらし」を見れたのは嬉しいけど、どっか苦しいです。
　苦渋の決断だ……。
　でも、選択の話はその通りじゃよ……。自分で、選ばなきゃいかんよ。


　幸せな、サイコロが６の世界の住人たち。
　そーかー。あれ詩音だったのかー。道理でいぢわるだと。(笑)
　沙都子はともかく、悟史きゅんが元気なのが嬉しい。

　……あ！よく考えなくてもサトシオンじゃないですか！やった！



＞昼壊し

　けーいーれーなー！！
　なんつーか、その一言に尽きますね。
　おかげで大層幸せでありました。

　や、妬いちゃったりするたかのんがめさめさかわいいとか、あとで「いやん、恥ずかしいい！」とか言ってるところがたまらないとか、レナに口説かれてるところにうっかり萌えてたとか色々ありましたが！（主に三四さん


　最後の最後、勾玉の力を借りていなくても言えただろう、レナの告白は、ものすごく……せっつなーいかんじです。嬉しいとか、あったかいが大きいですが。
　一言分の、精一杯の勇気すらなかったことにされちゃうのがさみしいなあ、って思います。



　あー、でもそれにしても、よいお話でした！
　主人公たちは死にまくり、バッドエンドばっかり、しまいにはご贔屓キャラの不幸な過去さえ明かされてたりとか、結構散々だったわりに、読み終わったあとの爽快感……語弊がありますが、「読んで良かった！」って思います。
　どう考えたって、賽殺しなんかバッドエンドだし、すっきりしない！と言ってもおかしくないはず。
　なのに、良かった、って思える。

　そこらへんがＷＡ５との大きな差だよなーと思います。
　何が違うのでしょうな……？
　ＣＰの差？（ひぐらしはなんだかんだで圭レナ多いと、思うですよ。圭魅派にはかわいそかわいそですが）
　それもあるかもですが、それだけではないと思いたい。




　賽殺しの梨花ちゃんが選んだ世界で、幸せに生きられるよう、精一杯生きられるよう、祈るばかりです。